ベイヒルズ税理士法人

お役立ちブログ

ホーム > お役立ちブログ > 資産活用通信2022年11月号「『NISA』『iDeCo』ってどんな制度!?」

2022.11.15

資産活用通信2022年11月号「『NISA』『iDeCo』ってどんな制度!?」

 

税制優遇を受けながら中長期的な資産運用を行う方法として「NISA」や「iDeCo」があります。ここでは、改めて「NISA」と「iDeCo」の制度のポイントを見ていきます。

「NISA」は株式・投資信託の配当所得や譲渡所得が非課税に!

「NISA」とは、少額投資非課税制度のことで、「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類があります。現在、株式や投資信託にかかる配当所得や譲渡所得には20.315%の税率が適用されています。しかし、「NISA」を活用すると、一定金額の範囲内で購入した金融商品(株式や投資信託)の配当金や分配金、譲渡益にかかる税金が非課税になります。つまり、「NISA」の運用期間内(「一般NISA」は5年、「つみたてNISA」は20年)であれば非課税で資産を運用することができる制度です。さらに、「一般NISA」で形成した資産については、5年間の期間終了後も翌年以降の非課税投資枠に移すこと(ロールオーバー)が可能です。
なお、「NISA」は令和6年に制度改正が予定されています。

「iDeCo」は老後に備える年金制度

「iDeCo」は、個人型確定拠出年金制度のことで、毎月自分が決めた掛金(下表参照)を運用し、資産を形成する年金制度です。掛金を全額所得控除できるうえ、運用益は非課税になります。年金の受取時(60歳までは原則として受給できません)には、「一時金」か「年金」での受け取りを選択でき、どちらも控除(退職所得控除、年金所得控除)の対象となります。
20~65歳未満のほぼすべての人が加入でき、就労状況に応じて掛金の上限額が変わります。

出典:TKC事務所通信

PDFはここからダウンロード

記事を探す

人気の記事

タグで探す